「量子系の統計的推測とその幾何学的構造」

(2014年11月22日更新)





京都大学 数理研 研究集会「量子系の統計的推測とその幾何学的構造」(11/10 -- 11/12)を下記の要領で開催いたします。

URL:
http://bayes.sigmath.es.osaka-u.ac.jp/ftanaka/workshop/RIMS2014.html


本研究集会では、量子系の統計モデルやその幾何学的性質に着目し、量子統計推測に関わる理論を発展させることを目的としています。講演者の皆さまには、量子系の統計推測とその幾何学的構造をメインテーマとして、ご自身のテーマについて話していただきます。


普段、あまり接点のない異なる分野の研究者同士で活発に議論し、双方にとって実りの多い研究集会となれば幸いです。 そのため、プログラム(text, PDF)をご覧になればわかりますように、講演時間にかなり余裕をもたせております。


また、量子情報の研究に着手したばかりの学生に量子統計(*)の魅力を伝え、研究に参入する学生を増やしたいとの思いもあります。そこで、本年度は最終日にルーキーセッションを設定しました。
現在、広く量子統計の研究に携わっている学生に発表してもらいます。学生のみなさんの聴講も歓迎いたします。

追記:研究に興味を持った学生・研究者のためにスライド集を用意しました!
DLページ


(*ここでの「量子統計」の定義はRIMS2012講究録 1834などを参照.)

京都大学数理解析研究所(RIMS) 研究集会 


【タイトル】量子系の統計的推測とその幾何学的構造
【日時】 2014年11月10日(月)〜11月12日(水)
【研究代表者】 田中冬彦(大阪大・基礎工)
【主催】  京都大学数理解析研究所
【場所】 京都大学数理解析研究所 110号室

【開催趣旨】
微小なスケールの物理系の状態(量子状態)に対し、その性質を量子統計理論を用いて読み取ることは、物理実験や量子情報技術への応用を行う上で重要な課題となっている。量子統計理論は従来の統計学や量子基礎論にも関連し, 複数の分野の接点となっているが、そこで用いられる手法は量子状態のなす統計モデルの幾何学的構造(リーマン計量やアフィン接続、ダイバージェンス等)に深く関係している。それらがどのように量子統計の諸問題に適用されているのか全体像を把握するため、微分幾何学の専門家も交え、活発に議論する。



【プログラム】
こちらをご覧ください (text, PDF)
講演者のスライドの公開ページ(PDFをダウンロードできます.)